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February 26, 2005

淡麗VS本生

A社の新商品「本生ゴールド」が新発売。

A社としても昨年の緑色が期待外れに終わっただけに、この「金」には期するものがあるに違いない。

実際に飲んだ印象はまったりとコクがあり、確かに競合ながら旨いと思う。
興味深いのは、商品開発の方向性は同じ本格的発泡酒を志向、標榜していながら、「淡麗」とは明らかに味覚設計のポリシーが違うなというところ。
ちなみにHPを拝見すると、発泡酒の本格的な旨さを大麦に求めたのは間違いだったとA社の開発者は言い切っている。明らかにうまさのキーを大麦として今回のリニューアルも大麦20%増量を訴求している淡麗を意識したコメントだ。

旨さでスーパードライに近づく「淡麗」、逆にスーパードライから離れようとする「本生」、味の方向性が異なるだけに、お客様の視点でガチンコ勝負になるかと亭主としてもとても興味深い。
tanreihngold


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February 12, 2005

小売だけが消費者の味方?

ここ10年ほど、ビールは儲からない商品と言われ続けてきた。
最近は利益率の低さにビール・発泡酒売場を縮小するチェーンも出てきている。
亭主も営業時代に先方のバイヤーさん、ベンダーのセールスから耳タコのように言われ続けたものだ。

一方でこういった状況を見直すキッカケとしてのオープン価格に伴って、結果として店頭価格が上がることについては反発も多い。
「消費者に説明できない。」
果たしてそうだろうか?
ビール会社は最高益を上げているから納得できないと単年度決算を持ち出され企業経営者に言われては亭主としては呆れてしまう。

小売に限らず、卸、メーカーの全てのコストを負担してくださるのは、店頭でお買い上げいただくお客様である。
勿論、より安価であることは当然のことだが、価値ある商品を長期持続して提供できるシクミはもっと大事である。

最後に判断を下すのは消費者であるお客様。最終消費財、大衆商品を扱っているメーカーとして当たり前の自覚である。
小売だけが消費者の味方ではない。

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February 11, 2005

酒税はコスト?

酒税がコストの一部だとすれば、メーカーは酒税だけを聖域視せずに当然コストダウンを考える。酒税を合法的に低くできる方策があればそれを実行する。節税商品が出てくることを好ましからざると言われるには合点がいかない。個人レベル、勿論代議士先生だって節税はやっているのだから。

もし、酒税はあくまでも義務としての税金であって、企業がとやかく策を弄すべきものではないのだとすれば、価格には常に「内、酒税分××円」と表示し、メーカー責任とは切り離し、国民にも納税意識を持ってもらう方が良いはずだ。

酒メーカーは酒税法により縛られてきた反面、保護されてきたことも事実だが、ここのところ、どうも御上は都合良く解釈を使い分けてきているように感じる。
酒税は酒のコストの一部としながら、企業の節税への方向性を好ましからざるものとして法律の継接ぎのごとく増税を繰り返す。一方であくまでも内税で税金額の別表示しない方向で、お客様からの見え方は企業の売上の中に埋没させてきた。

俗に言われるどころか政府税調の方々すら使う「第3のビール」という言葉。これ自体、酒税法の観点からは矛盾している。「その他雑種②」は、ビールとは全くベツモノ、勿論発泡酒とも違う。酒税法上は全く「種類の違うお酒」なのだ。
継接ぎで取れるところから取る安直な選択を積み重ね、いよいよ大手4社が「新カテゴリー」に参入し、ビールもどき戦争も終末戦を迎えることになる。

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February 08, 2005

ビールもどき戦争2

キリンも4社のトリを飾って(?)本日大豆たんぱくを原料とする「のどごし生」を発表。これで4社が出揃った。

亭主としては決して喜ばしいことではないが、安ければこれで結構というお客様が相当比率いらっしゃる以上、メーカーとして応えないことはやはりできない。それでも、これを「ビール」として飲まれるお客様がいらっしゃることにはやはり複雑な心境だ。

おまけに税制の抜本改革は来年行われる。その他雑酒は間違いなく増税だろう。
酒税の抜本改革自体は是非やって欲しいことなのだが、何をもって抜本とするか、間違いなく論理的整合性よりも現在の税収規模をいかに落とさjないかが最優先目的になりそうな予感。
御用学者がどこまで本来の税制に踏み込んだあるべき形を提示できるのか、己の怠慢を棚に上げて「ビールもどき戦争」を学生の味覚の退化の要因とばかりにこき下ろした自称有識者には、亭主の期待も半ば未満といったところ。

いずれにしても、今年の最盛期は「ビールもどき戦争」になる。勝負はGW前。。。
nodogoshi

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February 01, 2005

ビールもどき戦争

今日、アサヒ社が「大豆ペプチド+スーパードライ酵母」という売りで、第3カテゴリの新商品「新生」を発表した。
年初の事業方針発表では今夏頃までにはという幅のある言い方を社長がされていたが、キリンがその後の年度方針発表で今春発売と発表したためにやにわに焦ったか、それとも余裕でキリンがどう出るかを見ていたのか?

余裕と言うには昨年の数字が本生オフタイム新発売で膨れている3月に出さなかったのは、実は開発が間に合わず出せなかったのでは・・・というのは、競合相手側のオヤジの見方が甘いかもしれない。

とにもかくにも、いずれ発表されるキリンの新商品とアサヒの新商品、そして先行するサッポロのドラフトワン。どれがおいしいのか最後はお客様が決める。
そうそう、サントリー社も発泡酒と焼酎を混ぜたスーパーブルーの発泡酒の麦芽を2倍にしてリニューアルした。4社の「ビールもどき戦争」で笑うのはどこか?

業界での競争を避けて通ることはできないといいながら、オヤジはやはり本道勝負でない空しさも感じる。

国も間違いなく黙っていない。ほぼ確実に来年は税制改正で増税されるに違いない、1年限りのガチンコ勝負だ。
shinnama

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