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June 25, 2005

閑話休題

主原料、副原料について法律で細かく決められているビールと異なり、発泡酒や新ジャンルについてはかなり自由に原材料を選ぶことができる。だから、実はビールよりも広がりのある商品を提供することが可能になる。

ビールの紛い物という見方もある。亭主の想いとして、新ジャンルについてはさすがに麦芽を一切使わずに風味は麦酒に近いものをという発想に釈然としないものがあるが、発泡酒については時にビールの世界を広げてくれると感じている。
キ×ンでも蜂蜜、乳酸菌といったビールでは使えない原料を活かした商品をお客様にご提案してきた。勿論、なかなか広いご支持を得られず消えていったものもあるが、このブログでも熱心なファンの方からうれしいコメントいただき、メーカーに勤めて良かったと感動した。

新ジャンルもいよいよ4社が出揃って、ここから多様化の道に進むのか?S社が2ブランド目のカロリーオフ系、そしてSu社が「やってみはなれ」社風でこれでもかと立て続けの新商品攻勢。
そんな中でオヤジの最近ウチで飲む銘柄は相変わらず発泡酒「淡麗グリーンラベル」。
greenlabel

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June 11, 2005

家で飲む「ビール」と外で飲む「ビール」

先日5月のビールの出荷量を大手5社が発表し、「第3のビール」の比率が4月の19%から少し下がって16%になったとマスコミが報じた。
4月はK社とA社が相次いでこの分野に参入して新商品を発売している。発売時は一斉配荷ということで販売量以上に膨らむのが「出荷量」だから、ある程度実販の傾向を踏まえれば5月の16%というところが現状を反映していると言えるだろう。
ただ、ここの数字には家庭用と業務用がいっしょになっている。全体でビールが55%の比率を占めるが大半が家庭用消費と考えられるスーパーやコンビニエンスストアにおける販売比率を見れば、実は全く違う数字が出てくる。勿論、そこでの主役は発泡酒であり、「第3のビール」である。裏を返せば、ビールは多くを業務用(所謂「外食」)で消費されているということだ。
家庭用と業務用はシチュエーションが違うが、恐らく「全く違うものを同じ感覚で飲んでいる」奇異な状況はこの国だけだろう。メーカーの勝手だからか、国の場当たり的な税制のせいか、お客様が望んでいるからか、いずれにしてもこれからお盆までがこの業界は最盛期だ。

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