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June 11, 2005

家で飲む「ビール」と外で飲む「ビール」

先日5月のビールの出荷量を大手5社が発表し、「第3のビール」の比率が4月の19%から少し下がって16%になったとマスコミが報じた。
4月はK社とA社が相次いでこの分野に参入して新商品を発売している。発売時は一斉配荷ということで販売量以上に膨らむのが「出荷量」だから、ある程度実販の傾向を踏まえれば5月の16%というところが現状を反映していると言えるだろう。
ただ、ここの数字には家庭用と業務用がいっしょになっている。全体でビールが55%の比率を占めるが大半が家庭用消費と考えられるスーパーやコンビニエンスストアにおける販売比率を見れば、実は全く違う数字が出てくる。勿論、そこでの主役は発泡酒であり、「第3のビール」である。裏を返せば、ビールは多くを業務用(所謂「外食」)で消費されているということだ。
家庭用と業務用はシチュエーションが違うが、恐らく「全く違うものを同じ感覚で飲んでいる」奇異な状況はこの国だけだろう。メーカーの勝手だからか、国の場当たり的な税制のせいか、お客様が望んでいるからか、いずれにしてもこれからお盆までがこの業界は最盛期だ。

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