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July 10, 2005

先週の新聞記事を見て

亭主の業界でホットかつデリケートなテーマである。触れ方が難しい・・・

先週末のイオンがビールメーカーとイオンの物流センターへの直送で合意し、イオンは仕入価格、店頭価格を上げないということで、ビールメーカーがイオンの軍門に下り、新取引制度も頓挫したかのような記事が散見された。
亭主としてはいつものことながら「新聞はウソは書かないが、本当のことは書かない。」、あるいは亭主の知り合いに言わせれば「予め決まっている己の主張に都合の良い事実だけを抜き取って書く。したがって、部分は事実だが客観的な事実全体は決して伝えない。」という新聞の素晴らしさを再確認した次第。

バイイングパワーの強大さは否定できないところだろうが、個別に見れば今回合意したシクミで小売、卸、そしてメーカーにとってもビールが利益が上がらない商材から脱することができるのなら、それも一つの選択肢である。
以前、「値上げ」でなく「値戻し」であると言ったが、目的は利益商材に戻すこと。価格はその手段の一つでしかない。

結果としてバイイングパワーの規模の格差による選択肢の違いが生じることは、一概に不公平だと決め付けられないと思う。それが資本主義であり、コンプライアンスの下での競争はどの業界、どのビジネスにもあり得ることで、特にグローバルな観点ではその方がスタンダードなのだ。

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