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August 02, 2005

そろそろ気付いたら・・・

財務省が1日に発表した6月の税収実績によると、酒税が1400億円と前年同月に比べて4.5%減ったそうだ。主にビールの税収減で、ビールの代替品として主に飲用されている税金としてはビールのおよそ3分の1の新ジャンルの伸長によってビールが減っているためと分析されている。
また、これが政府税調の「第3のビール」の税率アップ、あるいはビール、発泡酒との税率一本化の大義名分となるとも言われている。

発泡酒の時もそうだったが、相変わらず政府税調にしろ、自民税調にしろ、何故税収の伸び悩みが税率を上げることで解決(増収になる)されるという安易で硬直的な発想しかできないのだろうか?

ビール税がそもそも第2次大戦前の社会を反映した高級酒概念で税率が先進国でも特に高い方であるにも関わらず、税収確保最優先で高度成長期も税率を高止まりさせた。結果的にバブル崩壊後の低成長期に入り、財布と日々切実な相談をしているお客様に応えるべく発泡酒が登場し、後出しジャンケン網かぶせ悪代官的な酒税法はツギハギだらけになった。

今やお客様は酒税法上のビールではなくても、味がそこそこであれば安いビール風の飲み物で代替することは当たり前。それどころかビールの旨さの根源でもある「苦味」から離れつつある。

高齢化社会の日本では、健康志向も加わりアルコール消費は長期的な低減傾向は必至。こんな中で酒税確保最優先で小手先的なことをやっていても、結局、税収は減るだけだ。
亭主に言わせれば日本のビールは技術的には進化したかもしれないが、文化的には退化してしまったと感じざるを得ない。

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