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October 22, 2005

きな臭くなってきた・・・

財務省が盛んにアドバルーンを上げ始めた。要は世論の反応を覗っているのだ。

酒税法改正は亭主として大いに歓迎だ。ここでも何度か吼えているが、何しろ、この法律は戦前に作られた骨格が未だに使われている、まさに時代趨勢からかけ離れた骨董品的な法律なのだ。

今の感覚からすれば、レストランで飲む1本×千円のワインと同じような時代に定められた税率なのだから、当時は高くても合理性があったが、戦後晩酌の主役として一気に家庭に入り、物価の優等生はそれなりに値上げもあったが収入の伸長とともに大衆飲料の中心になったのだから、時代に合わせて税率を下げるのが合理的な判断だったのだ。
しかし、一度掴んだ金づるは放さない、獲り易いところから獲る式で大きな税率の変更が行われないまま今に至っているだけでなく、メーカーが法律の範囲内で工夫、開発した商品を狙い打ちにして増税を繰り返し、結局総需要すら減退させて税収を減収させてしまっているのだ。(勿論、税率だけが総需要減退要因ではない。)

お上は総収入をあげるための手段として単価を上げることしか頭に無いようだ。「売上=単価×客数」なんて常識のはずなんだけど、客商売の発想はないのでどうしても需要は一定、酒を飲むヤツはそんなことで決して飲む量を減らさないアル中揃いとでも思っているのだろうか?
実際には、トウチャンが飲みたくても、財布の握るオカァチャンがヒモを締めて量を減らされる、あるいは単価が下がるという当たり前の生活実感をお持ち合わせではないらしい。

仮にビール減税、新ジャンル増税でビール系飲料を一くくりにしたとしても、原料、製法が異なるのだから、ビール、発泡酒、新ジャンルの価格差は縮小しても残ると観ている。例え、縮小しても価格差ある限り、そう簡単に庶民は価格の高い方に戻ることは無い。
その縮小度合いはまさにこれから政治的な流動性が高い。そしてまだ諦めてはいけない、様々な負担増が控える国民の世論次第では・・・

是非、ご賛同の方は署名活動にご協力を!

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October 09, 2005

ビールに限ったことではないが・・・

北海道に来て(という記述で「えっ?!」と思われた方はこちらへ)、所謂ビールカテゴリの北海道価格というものを目の当たりにした。大阪にいた頃も一部ではドロドロとしたものがあったが、こちらはほぼ全体がドロドロとはしていないが、あっさりとドッキリ価格になっている。
そんな中で前回触れた価格を下げなくてもそれなりに売れるビールの関心はお得意先様でも押しなべて高い。

要するに皆、決して安く売りたくはないのだ。

でも、勿論買う側に回れば、少しでも安いものを探す。この立場と心理の違いが、同じ人なのに立場が違うと違う心理を理解できない。偉そうに言うオヤジとて同様。
一方で値段を気にせずに買う時があるのも事実。さて、それはどんな時で、何故そう判断したのか?こんなことが意外と追究されておらず、相変わらず「何がナンボで何個売れた?」(俗に言うPOSデータ)だけに一喜一憂している。「どんな人が、どんな選び方や迷い方で、全体でどんなものを買われたのか?」に関心が向かない限り、価値を浪費する価格の呪縛からは逃れられない。

売る側の仕事に立ちながら、お客様の立場に立った視点が持てるか?即ち、「電線にとまった雀は何故落ちないか?」が理解できるか?なのである。
決してできないことではない。勿論「価格」も大切な要素ではあるのだが、世の中、価格に阿らず価値を実現してお客様の支持を得ているところがあるから、勝ち負けが分かれるのだ。
皆が理解していながら、実行に移せない。亭主はこれを何とか動かし、「価値実現」でお客様の支持を頂戴したい。。。

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