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November 13, 2005

競り合ってます。

産経には9月にキ×ンがア×ヒにビール系飲料の総出荷で肉薄したと記事が出ていたが、最終的な論調はキ×ンに厳しい見通しで締めていた。朝日は10月の急接近を報じており、亭主の記憶では毎日は10月中旬に単月ながら3年ぶりにキ×ンがア×ヒを逆転の可能性と報じていた。

事実として差が縮まってきている。その要因が世間で「第3のビール」と言われている新ジャンルの勢いの差にあることもウソではない。
ただ、ここで15ヶ月連続シュリンクしている発泡酒市場を見てみる。
これは何故か「第2のビール」とは言われないし、新ジャンルも「第2の発泡酒」とは言われないが、実はここでも両社のシュリンクの度合いに大きな差が生じていることは、流通段階では既に認識されていながら、意外とマスコミは触れずに全体的な発泡酒市場の退潮だけが強調されている。細かく言わずとも新ジャンルと同じようなトレンドがあることは読み取っていただけると思う。

産経が報じるように、本来のビールにおけるトップブランドは圧倒的にス××ード×イだから、ここ数年の傾向どおり年末に向けて本来のビールの需要が上がればキ×ンとア×ヒとの差は再び開くことは必至だが、確実に地合いに変化が起きている。
税制が変わると一見ビールが強いメーカーが有利のように言われているが、同じ価格帯の土俵でのタイマン型のマーケットでなくなっているだけに、ア×ヒがトップに立った時のようにシンプルにお客様が対抗軸で選択することにはならないと亭主は思っている。

まあ、税制そのものもまだ二転三転すると思うが・・・

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November 12, 2005

変化に乗るか、逆らうか、ただ嫌うか

亭主が業界人であるだけに、ここで取り上げるにはデリケートな話題もかなりある。
規制緩和の中でお酒の売れる場所が変わってきて、昔ながらの町場のお酒屋さんが苦境に立っていることに端を発する様々な出来事、動きに対してもなかなか言いたい事をそのまま載せるのは自分自身でも抵抗がある。

一つだけ言える事は、お酒屋さんに限らず亭主がこの業界に入って××年の間に世の中で様々な変化があったということだ。
お酒の販売免許制、そして免許下付を一定の制約の下に置いていたこともそもそもの目的があった。規制緩和促進の目的とそれらが齟齬をきたしていないかについての議論もあるが、果たして規制緩和が叫ばれた時点でそれらの制約はそもそもの目的達成のために機能していたのか?は、問われるべきことだと思う。
結果としてそれらがお客様のために活かされず単なる事業主の既得権益になっていたように映るのは、お客様が結果として新しい業態に購買接点を移していったことも一つの検証要因だろう。

特に昨今取り沙汰されている未成年飲酒の問題についても、クローズアップされるされないという時代の背景もあるが、決して昔は未成年への酒類販売、未成年飲酒の問題が無かったなどと冗談でも言い切れることではない。

また、「法律を金で買う。」「世の中の変化の流れを金で動かしてもらう。」という発想、そしてお金だけは済ました顔で受け取り、問題が発覚するとそんなつもりでは受け取っていないと嘯く政治屋、なんか今日ビデオレンタル店で手に取った「金環触」の時代と何も変わらない。

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November 08, 2005

今だけの一番搾り

ここ2週間余り、サボり癖のついた亭主はせいぜい雑感を記すだけで意欲が果てていた。

でも、業界での動きが止まっていたわけではなく、きな臭さは財務省から政府税調に火元が変わって、具体的な酒税法でのお酒の定義の仕方の抜本的変革まで踏み込んできている。トータルの増税はしないとのことだが、即ちトータルの減税もしないということ。

税調関係者は法の盲点をついた卑怯なやり口と捉えるが、メーカーとしては税金だけは絶対まからない以上、よりエコノミーな商品をご提供しようと思えば、こりゃ節税の知恵を働かせながら飲んでおいしい商品を開発しなければならないのは自明の理。
法の隙間を狙うのがケシカランのなら、代議士先生の資産節税対策も全くケシカラン。

愚痴ばかり言ってもしようがないので、ここで旬な話題といえば、「とれたてホップ一番搾り」。単なる宣伝のようになってしまうが、「毬花一番搾り」として一旦死に掛けた商品が、ネーミング、コンセプトの仕切り直しで商品価値を従前以上に高めた商品。こんなことなかなかあるものではない。
今年も順調。岩手県遠野産のホップを使用。今流行の地産地消の代名詞のような商品で、岩手県内での人気、販売量は段違い。県知事だって応援してくれてしまう。
是非、スタンダードな一番搾りと飲み比べて欲しい。華やかな香りと一段とスッキリとした飲み口に1年に一度この時期にしか飲めない旬の限定感が、飲んだときの幸せな気持ちを高めてくれる。

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