« 「売りたい」という想い | Main | 日本のプレミアム »

July 11, 2007

深刻なビール離れ

2007年上半期の課税移出数量が発表され、ビール類のシェア順位も明らかになった。

わずかの差で亭主のところは2番手となったのだが、表面的な勝った負けたよりも、ビール類の総需要が減少していることと、その中で低価格カテゴリの伸長で金額的には一層の縮小傾向になっていることは、業界の先々を考えると深刻な課題である。

一方で製造コストは確実に上昇している。
原料の問題、容器・包材の問題、為替差損の問題、そして昨今叫ばれる株主利益の問題、その反面としての消費者の負担増の問題。
そういった視点からはデフレスパイラルからの脱却が極めて中途半端な状態にあって、その皺寄せがメーカー、中間流通、小売の様々な局面に噴出しているように思う。

少なくとも企業間競争をするにも業界そのものの基盤がしっかりしていなければ、単に破滅的な消耗戦になり、結果的に誰も勝者になれず、消費者もまた満足を得られない不幸な結果になってしまう。
短期的な競争を否定はしないが、競争の方向性を間違えないようにしなければならない。
消耗戦の末に勝者がハッピーに生き残れる業界ではないと亭主は思っている。

|

« 「売りたい」という想い | Main | 日本のプレミアム »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48904/15729298

Listed below are links to weblogs that reference 深刻なビール離れ:

« 「売りたい」という想い | Main | 日本のプレミアム »