« どっちがお客様のため? | Main | まだまだ終わらない価格改定の波 »

March 20, 2008

価格改定 その後・・・

某業界紙に農水省が流通業界に輸入小麦の価格の今春の引き上げに伴って、小麦を原料に使う製品の価格改定への配慮について文書を出していることを知った。
本来自由競争である社会においては、こういったことは余計なお世話のはずだが、農水省がそういう文書を出さなければならない程、製品の価格改定には困難が付きまとっている。

かくいう亭主のところの商品も2月1日にメーカー出荷価格を改定させていただいたが、小売の店頭価格が全て改定されてはいないのが実情だ。

メーカーは基本的に小売価格への関与ができない。全ての段階の商取引が正常な状態で小売価格が維持できるのであれば、それはお客様にとってもうれしいことだが、正常な商取引を前提とすれば小売価格の維持は極めて難しいというのが今の状況である。
つまり、現状で店頭価格が改定されていない場合は、商取引の何処かにムリ、一方的なシワ寄せが生じているに違いないのだ。

お客様は店頭の価格が安ければ安いほどうれしいだろうし、その価格の裏側は知ったことではないだろう。
一方でお客様と直接向き合う小売段階では、価格を上げないことが自分たちのお客様への貢献としてアピールされるワケだが、だからといってお客様には関係の無いこと、では決して済まされないと思う。

それはまさに製品の安全・安心と、安定した供給のシクミ維持のために必要なコストの問題だ。そのコストを積み上げた結果、商品の価値に比べ価格が高いからお客様が選ばないというのはやむをえないが、そうでなければ早晩お客様もその責を問われることが十分にあり得ると思う。

|

« どっちがお客様のため? | Main | まだまだ終わらない価格改定の波 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48904/40567145

Listed below are links to weblogs that reference 価格改定 その後・・・:

« どっちがお客様のため? | Main | まだまだ終わらない価格改定の波 »