« 消耗戦 | Main | 続・消耗戦の行方 »

September 23, 2010

消耗戦の行方

これだけの猛暑だったから、さぞバカ売れしたでしょうと会う人毎に言われる。
その度に説明する。

1.気温が高過ぎて、飲料や氷菓といったシンプルに涼感に訴えるものに流れてしまって、ビールを飲むところまでいきつかなかった。

2.若者のビール離れに加えて、昨今のハイボールブームや酎ハイなど選択肢が多様化したため、暑いので即ビールというロジックは破綻した。

3.ウチ飲みもいよいよ低価格化が加速した。
  かつては安かろう不味かろうで一定の比率以上には売れなかった韓国産を中心とした輸入プライベートブランドの新ジャンルが、これなら許せると生活者が味にも慣れて、この夏は無視できない構成比になってきた。何しろNBが100円台/本の攻防をしている時に、78~88円/本でお店もその方が儲かるってんだから、はなから勝負の土台が違う。

結局、消耗戦の末、記録的な猛暑と言われた今年の夏のビール類全体のパイはシュリンクの流れが止まっていない。

安ければ生活者は嬉しいだろうが、酒税を負担してなおかつ清涼飲料よりも安い価格で売れるモノに文化の薫りは感じられない。
増してや、社会的にもやはりいかがなものなのだろうか。

一方で本来のビールが少し元気を取り戻しつつあることはせめてもの救いではあるが・・・

|

« 消耗戦 | Main | 続・消耗戦の行方 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48904/49535841

Listed below are links to weblogs that reference 消耗戦の行方:

« 消耗戦 | Main | 続・消耗戦の行方 »