February 11, 2010

今週はよく社名が登場した

サントリーHD社との経営統合が破談になり、それと関係は無いがキリンHD社のTOPの交代も発表された。
今年から新たな3年中期計画に入っており、諸々を考えると一つの節目なのだと思う。

だからといって、現場の最前線でやることは特に変わることは無い。
地味でコツコツと積み上げていく基本活動の繰り返しだ。

お客様からのご支持を力に逆風の中を進むことを続けていくだけ。

競合会社の社員だよさんからもコメントをいただいたが、競合し切磋琢磨した結果のマーケットがボロボロでは何にもならない。
全てのコストは飲んでくださるお客様がご負担いただいていることを業界全体が忘れてはならないと思う。

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December 24, 2009

再来年は鬼も笑えない?

<キリンとサントリー、11年春統合で大筋合意 >
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年12月24日

 経営統合交渉を進めている食品最大手のキリンホールディングスと2位のサントリーホールディングスは2011年春をメドに統合することで大筋合意する見通しとなった。両社の持ち株会社を合併して新会社を設立、統合比率はキリン1に対してサントリー0.7前後で最終調整中。新会社はサントリーの発行済み株式の約90%を持つ創業一族の資産管理会社「寿不動産」が筆頭株主となり、33.4%超を握る公算が大きい。公正取引委員会の承認が得られれば、世界で最大級の酒類・飲料メーカーが誕生する。

 キリンの加藤壹康社長とサントリーの佐治信忠社長が近く会談し、統合実現のカギである株式の交換比率で大筋歩み寄る見通し。統合について来年1月末までに発表する予定。両社は7月に統合交渉入りを公表し、副社長らをトップにした専門チームで互いの資産査定など準備を進めてきた。

<亭主の独り言>
久しぶりに店を開けた。

昨日の朝日新聞を追認する形で日経にTOPで出たということは、この路線は事実なんだろう。
内部にいるほど知らん情報がどんどん外部から飛び込んでくる。そんなものなのか。。。

足し算をすれば確かに規模は大きくなるが、これが掛け算に出来るかがキーだ。
ここのハードルも間違いなく高い。だからチャレンジのしがいもあると捉えるべきだろう。

一方で現場は年末の追い込み真っ最中。
再来年の春のことなど、微塵も頭の中には無い。今が大事だ。
ここではパートナーになりそうな相手も単なる競合。

それこそ来年は今年が終わり結果が出れば自ずとやってくるだけのこと。
年末まで一切の休み無し。

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October 31, 2009

工場再々編成

<キリン、ビール2工場閉鎖 サントリー統合に備え>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年10月26日

 キリンホールディングスは2012年までに国内のビール工場2カ所を閉鎖する。対象は石川・栃木県の工場で、主力のビール系飲料の生産能力を約1割削減。閉鎖は00年以来となり、交渉を進めているサントリーホールディングスとの経営統合をにらみ生産を効率化する。国内市場縮小に伴う設備過剰を解消、成長の軸足を海外に移す体制を整える。グローバル化を目指す内需型企業の生産再編が加速しそうだ。

 キリンHD傘下のキリンビールが持つビール系飲料の工場は11カ所。うち栃木県高根沢町と石川県白山市の両工場(稼働は1979年と93年)を12年末までに順次、操業停止する。数百人の従業員のうち正社員は主に配置転換する方針。閉鎖によりビール系飲料の国内の年産能力を230万キロリットル程度まで減らし、出荷量(08年で約227万キロリットル)とほぼ同じにする。

<亭主の独り言>
10年前に4工場を再編成して以来の再々編成。

時期が時期だけに施策が全て統合を睨んだと見たくなるのはマスコミの性からしてやむを得ないとは思うが、統合の有無に関わりなく、今の環境を考えれば残念なことだが工場の再編成は避けられないことだ。
何もキリンだけに限らない。国内酒類市場が縮小している状況では、競合他社も遅かれ早かれ直面する問題なのだ。

ただ、今回は比較的歴史の浅い工場が再編成の対象になったことは環境の激変ぶりの象徴ではないだろうか。
石川県の工場は思えば入社10年目に同期で大同期宴会旅行をした時に最新鋭の工場を見に行こうと訪れた工場でもあるのだ。
あれからわずか15年。亭主にとっては長いが、工場としてはあっという間だったに違いない。

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February 10, 2008

価格改定状況

今年もこのペース(月2回)と言った最初の月から大嘘つきとなってしまった。。。

2月から亭主のところは競合に先駆ける形でメーカー出荷価格が上がったが、まだ小売の店頭では上がっているところ、上がっていないところがマダラ模様の状況だろう。
所謂、値上がる前に商品を仕入れておく仮需は流通段階では確かに発生しており、前年の5割増と書いている記事もある。

が、かつての仮需とは様相が異なるのは、以前はこの値上がり前に仕入れた商品を値上がり後の価格で売ることで小売が値差を稼ぐケースが多かったのが、今回は小売がギリギりまで小売売価を上げない(即ち小売の仕入れ価格も上げない)ために中間流通が自衛のため、あるいは中間流通に要請しているところにある。

昨秋以降、景気回復の見通しが立たないままに、加工食品を中心に様々な食料品の価格が上がっている中で、生活者の価格への意識は一層高まっている。それだけに末端の消費者と接する小売の危機感は強く、小売相互の激しい競合関係と相まって、小売売価の引き上げには簡単に応じられないという姿勢だ。

その姿勢も一理あると思うが、原材料、燃料費の高騰は事実。そこで小売売価を維持したりむしろ引き下げたりすれば、結局モノづくりから小売のプロセスのどこかで無理を強いていることになる。それぞれのプロセスにおけるコストダウン、無駄の排除も不可欠なのは言うまでも無いが、現にそれをせずに安易に価格に転嫁できる時代で無いことは、どこも認識している上での価格改定のはずという認識は甘いのだろうか。

図らずも冷凍ギョーザの問題が安全とコストのジレンマを改めて露呈させた。中国産は不安でもそれ無しには現状のシクミが維持できない社会になっている。
イリーガルな行為をしながら「安さを求める消費者も悪い」などと開き直る経営者は許されることではないが、安全・安心に相応のコストがかかることもまた事実だ。

全てのコストを負担するのは、最終的には消費者であって、価格改定の適否を判断するのもその価格で買うか買わないかを決める消費者であるはずだ。
確かに価格改定された店では、改定直後はガクっと売上が落ちているところもある。どの時点でどのように戻るか戻らないか、その時に改定に見合った価値を継続して提供し続けているかが決め手なんだと思う。

しばらくは競合との今まで以上の価格差もあり、厳しい環境が続くことは間違いない。

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November 02, 2007

18年ぶりの価格改定

18年ぶりのビール類の価格改定を発表して、お得意先様にその背景を説明に伺うといろいろな反応、ご意見を頂戴する。
亭主とて、自分が中身を検討しているワケではなく、本社が作った資料を読み込んで説明しているのだから、実は説明を聞くお得意先様とそうそうレベルが異なるワケではない。

ただ、その業界、企業に身を置くモノとしての肌で感じるものを真摯にお伝えするしかないのだ。

1994年をピークに多少の変動はありつつも約3分の2になったビールの消費量。
一方で規制緩和による酒類販売免許政策の変更による急激な量販企業への販売チャネルのシフトと、メーカーの過度なシェア競争の結果として売価が下落し、単価は大きいが利益が上がらない商材になってしまった事実。
今後も少子高齢化による飲酒人口の減少に、若年層のアルコール離れが拍車をかけるトレンド。
そんな中でも多くを輸入に頼る原材料の高騰は、今のところ簡単に収束する見込みは無い。
本当に、国内酒類の将来に明るい話題はなかなか見つからない。

そんな中でせめて商材として普通に利益が上がるシクミに直すことが不可欠という想いがある。
値上げは決してお客様から褒められることではないし、携わる従業員の数を減らし、工場をたたみ、コストダウン、製造も営業も生産性のアップしながら、営業のやり方も変えていく、しかも商品の質と安全には手を抜かない、こういった企業努力を続けることは当たり前の話だ。

最終的に全てのコストを負担するお客様が、値上げ以降の売上の変化によって今回の企業の意思決定を評価することになる。
競合他社の動向が気にならないと言えばウソになるが、まず自社の姿勢、スタンス、取り巻くステークホルダーへの責任を自らどう考え、どう決断するかを自律的に行なっていく重要性を強く感じている。

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June 18, 2006

メーカーで良かったと感じる時

先週末に工場で研修を受けてきた。
亭主は最初に工場勤務だったり、キャリアの中で製造部門と関わることも結構あったので、正直なところセールスのための研修内容自体は特段に目新しいものではなかった。

ただ、この研修を受けるとても大切な意義がメーカーの一員として造り手の誇りと想いに接することにあると思っている。別に亭主の会社に限ったことではないかもしれないが、間違いなくここには何処にも負けないと思っているし、それに裏打ちされた技術を肌で感じることができる。
勿論、技術的なことはここでご披露できないのでご容赦を。

いみじくも工場長が冒頭に受講者に向かって「五感で感じて欲しい」と述べていたが、文字通り視て聴いて嗅いで味わって触って五感総動員で今の工場の現場を感じ取ることが出来た。
明日からまた新たな自信と誇りを持って、お客様に商品をお薦めすることができる。
(ちょっと気障だったかな・・・)

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March 26, 2006

年初商談終盤

商売を男女関係に例える人がいた。
相手に好まれるように自分を磨く人、相手に媚びる人、金で解決する人等々なかなか上手い例えだと思う。
勿論、自分のスタンスをまずキチっと定めることは最低限必要なことである。自分の無い人、状況によってコロコロとスタンスが変わる人は所詮信頼されない。

相手に好かれていないことが判った時にどの選択肢をとるかは、その時の状況をどれだけ正しく把握できているかによると思う。決して金で解決することが一面的に間違っているとは決められない時もある。
しかし、自分を磨かなければいけない場面で、相手に媚びたり、金で解決しようとしたらこれは不幸なことである。相手との距離は一見狭まったように見えても、ますます離れていってしまう。
だから、相手が何を求めているのか、自らのスタンスでそれに応えるべきなのか否か、アンテナを常に鋭敏な状況にしておかなければいけない。
ここ5年ほどの間に亭主が学んだことである。

さて、亭主の職場で主要なお得意先様への年初のプレゼンテーションが終盤に差し掛かっている。
幸いなことに概ねお得意先様からは良いご評価を頂戴している。

何が良かったからご評価いただいたかをここで具体的にご披露することは残念ながらできないが、こういった男女関係にも似たWIN-WINのスタンスであることは今更ながら基本である。
全体があってこそ部分が存在し得る。そのために全体に対してどんな貢献ができるのか、相手に媚びず好まれるために自らの良さを磨き上げ、明確化して相手にお伝えすることに徹してきたつもりだ。

プレゼンはスタートラインであって、これから1年をかけた実践こそが問われるべき本質である。

時節柄の話題のつもりだったが、何か抽象的な言い回しになってしまった。悪しからず。

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January 21, 2006

社長交代の報

今週の月曜日に亭主の会社の社長交代内定の報が流れた。
たまたまPCでHPのニュースクリッピングを見ていて、見出しに「えっ?!」と驚いた。
自分の会社だからといっても、こんなもんなんだ。

日経ビジネスの最新号にも新社長の人柄を紹介するエピソードが載っているが、自分のこと、自社のことが新聞で記事になると、ホントに新聞はウソは書かないがホントのことも書かないということを感じさせられる。
さて、社長交代でトップマネジメントの顔ぶれはどの程度変わるのだろうか?
亭主には全く関係の無い次元だが、あれこれ詮索するのもまた小市民の楽しみでもある。

マスコミ記事には盛んに「首位奪還」の文字が躍るが、亭主はそんなに簡単なことではないと考えている。
お客様がそれを望むのかどうかが最大の鍵だ。5年前は間違いなくお客様がそれを望んだから亭主の会社は首位陥落となった。
最近、新年の会合の場で社外の方から「最近、お宅のところは元気だね。」と言っていただける。大変うれしいことだ。製品の勢いはメーカーにとって最も重要だが、それは営業活動のみならず、広告しかり、社会貢献活動しかり、企業活動全体の姿勢がお客様の厳しい目で観られた結果、企業、そしてその製品へのご支持として顕在化してくるものだと思っている。

競合も決して手をこまねいているわけではない。相対的にどれだけ多くのご支持を頂戴できるか、目先に捉われ過ぎず、やるべきことを地道にやっていくしかない。
毎度耳タコだろうが、ゴールデンウィークまでが勝負。

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